ティータイム


第90話 農業ことはじめ(2)−種まき

 前回、勢い込んで色々書き綴ってみたものの、未だにほとんど進捗しておりません。
僅かにプルーン、アーモンド、ヘーゼルナッツの苗木を自宅と同じ敷地にある畑に植え付けたのみです。 ヘーゼルナッツは試しに山の畑(昔ミカンを栽培していたところ)にも植えてみました。
 野菜ものも早く種まきをしたいのですが、雨の日がが多くて、なかなか畑を耕すことができません。 先日やっと畑が乾いたので、近所の方からミニ耕耘機を借りてきてやっとのこと耕すことができました。畝立てをしようと思ったら、またもや雨が降り出しました。
そうこうしているうちに虚しく日々が過ぎ去っていきます。まぁ、しょうがないですね。これが農業の宿命ってもんですかねぇ。

 ここ数日やっと晴れの日が続いた隙を狙って畝立てをしました。もちろん鍬を用いた手作業です。たった3アール程の畑ですが、これだけで身体中の筋肉が悲鳴をあげてしまいました。
一応、畝が出来はしたのですが、どうも種をまくには土くれが大きいようです。もっと土の粒子を細かくしなくてはならないような気がします。 これは中途半端に乾燥した状態の畑を耕したので、粒子を細かく出来なかったためであると思われます。
昔の記憶をたどると、このような時には「くれわり(砕土器)」なる農具を使用していたことに思い至りました。しかし、納屋の中をくまなく探し回りましたが見出すことが出来ませんでした。 連れ合いに聞いても「何それ?」といった感じで、見たことも聞いたこともないようでした。農協の農機具売場へ行っても、そのようなものはありませんでした。 そんな旧式な農具を使うことは無くなってしまったのでしょうか。
 無いものはしょうがないので、鍬の裏で叩いて細かくしました。これで種まきの準備が完了しました。後は気温が上がるのを待つのみです。
今年は桜の開花は早かったものの、その後の花冷えでなかなか暖かくなりません。ここ数日天気予報に注意していると3/31以降暖かくなるとの予報でしたので、 雨の予報の前日に種まき(葉ダイコン、二十日ダイコン、ニンジン、ホウレンソウ)を強行いたしました。
 種まきは何となくワクワク・ドキドキするものですね。さーて、どうなることやら。

 今日は雨降りで、操縦訓練が休みになりました。そこで急に思い立って筑後の実家に行き「くれわり」を探してきました。 私が最後に見たのが高校生のころでしたから、もう40年ほど前のことになります。あればめっけものです。確か納屋の入口の右側に置いてあるはず。
ありましたありました。チャント定位置に置いてあるではありませんか。あたかも私が探しに来るのを待っていたかのように鎮座しておりました。
少々錆びてはいるものの実用上は問題ない強度を保っています。畑が乾いたら早速使ってみたいと思います。

 雨と言えば、雨水タンクを2基設置しました。昔、ミカン栽培に使用していたもので、雨樋から導水してくるようにしました。 タンク1基あたり、1,200リットル貯水できますので、2基あれば畑の散水分は賄えるかも知れません。
タンクへの貯水は、少雨でも1〜2日で満タンになります。散水も高低差を利用して行いますから特別なエネルギーは使いません。
 実験的にホースを仮設してみましたが、結構な流量を確保できそうです。納屋の中にスプリンクラーが放置されておりました(昔イチゴ栽培に使っていたもの)ので、 ゆくゆくは自動散水設備にすることも出来ます。しかし、出来るだけ省エネで行きたいので、当面は人力で散水することとしたいと思っております。


これが実家から持ってきた「くれわり」です。土を上から叩いて細かくします。

2010/04/01新規

2010/04/02更新

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